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  • 火災保険申請代行(サポート)の手数料相場と業者選びのポイントとは?
  • 火災保険申請代行(サポート)の手数料相場と業者選びのポイントとは?

火災保険申請代行(サポート)を利用したいと考えた時、やはり一番気になるのはその手数料ではないでしょうか。火災保険を申請するような機会はそう何回もありませんから、どれくらいなら高いか安いかを知っている人はほとんどいないと思います。

そこで今回は、火災保険申請代行(サポート)の手数料相場とともに、業者選びのポイントについてもご紹介します!

 

【火災保険申請代行(サポート)の手数料相場】

火災保険申請代行(サポート)を行う業者は、大きく分けて

・火災保険申請代行専門業者
・火災保険申請代行を行うリフォーム業者

2種類あります。
それぞれの手数料相場についてご紹介します。


<火災保険申請代行(サポート)専門業者>
火災保険申請代行(サポート)専門業者の手数料相場は3540%程度です。


<火災保険申請代行(サポート)を行うリフォーム業者>
リフォーム業者が行う火災申請代行(サポート)の手数料相場は0円~15%程度です。
リフォームをする前提で火災保険の申請を無料で代行すること(抱き合わせ受注)は違法ですが、実際にはこのパターンで申請代行を行っているリフォーム業者が多いです。

手数料をとっている場合は合法です。その場合の手数料は1015%程度なので、火災保険申請代行専門業者と比べてかなり安いと感じるかもしれませんが、実際にはリフォーム料金に上乗せされていることも少なくないようです。また、火災保険申請代行専門業者と比べると、被害箇所を特定するスキルが低い場合も多いです。

 

【火災保険申請代行(サポート)手数料の判断方法】

手数料は安ければ安いほど良いと考えがちですが、手数料だけで火災保険申請代行を行う業者を選ぶのはN G。手数料が安くても、最終的に手に入る保険料が少なくては意味がありません。

保険料の審査は、被害箇所の数や内容によって決まります。そのため、被害箇所をしっかりと見つけてくれる業者と、そうでない業者とでは、最終的に手元に残る保険金の額が異なるのです。

火災保険申請代行業者を利用する場合は、過去の実績などをよく確認することをお勧めします。

 

【火災保険申請代行(サポート)業者選びのポイント】

火災保険申請代行業者を選ぶときのポイントをご紹介します。


<リフォーム会社よりも火災保険申請代行専門業者がおすすめ>
リフォーム会社よりも火災保険申請代行専門業者の利用がオススメです。
その理由について解説しましょう。


・リフォームとの抱き合わせ受注は違法
「火災保険申請代行を無料で行うので、リフォームをうちでやってください!」という抱き合わせ受注は違法です。違法なサービスを行うリフォーム会社はトラブルになる可能性も高いため、利用はやめておきましょう。


・被害箇所を特定するスキルの違い
リフォーム会社は、あくまでもリフォームのプロです。リフォームを行う中で、どんな被害が起こりやすいかということをある程度は把握しているかもしれませんが、被害箇所を特定することのプロではありません。

また、手数料が0円や安いということは、お客様におりた保険料が高くなっても自分たちの利益には影響がないか、影響が少ないため、業者によっては被害箇所を丁寧に探してもらえない可能性もあります。


・最終的に手元に残る保険金の額の違い
「被害箇所を特定するスキルの違い」の項目でご紹介したこととつながりますが、スキルが低かったり、被害箇所を丁寧に探してもらえなかったりする場合、おりる保険金の金額が少なくなる可能性があり、最終的に手元の残る金額が少なくなってしまうかもしれません。

その上リフォーム会社の場合、手数料が安い(もしくは無料)と見せかけてリフォーム代金が上乗せされている場合が多く、必要以上のお金を支払う可能性すらあるので注意してください。

もし、長年の付き合いがあったり、紹介してもらったりしたりした信頼のおけるリフォーム会社がある場合は、そのリフォーム会社を利用しても良いでしょう。それ以外の場合は、皆さんが思っている以上に悪徳リフォーム会社は多いので、リフォーム会社よりも火災保険申請代行専門業者がオススメです。


<適切な手数料の業者を選ぶ>
手数料は安ければ良い、高ければ質が高い、というわけではありません。
適切な手数料の業者を選ぶポイントをご紹介します


・手数料は低すぎても高すぎても怪しい
安すぎると経験やスキルが不足している可能性があるので、特に実績をしっかり確認するようにしましょう。
高すぎるのは、悪徳業者である可能性があります。手数料が50%を超える場合は、疑った方が良いでしょう。70%をとるような業者もあるので、注意が必要です。


・手数料が不明瞭なところはもちろんNG
手数料の決定方法が不明瞭なところは避けた方が良いです。後になって手数料を上乗せしてきたり、追加の費用を請求されたりするケースもあります。


<「0円でリフォームできる!」という業者は避ける>
降りた保険金でリフォーム代金を減らせることはあっても、0円でリフォームできるということはほとんどありません。過剰な謳い文句で勧誘してくる会社は、悪徳業者の可能性があります。

0円でリフォームできる!」という言葉だけを信じ、よく契約書を読まずに契約をしてしまうと、実際には思ったような保険金がもらえなかったり、相場より高いリフォーム代金を請求されたりして、結果的に高いリフォーム代金を払うことになってしまうかもしれません。

解約しようとすると、高額の違約金を請求されることもあります。こういう業者は避けるのが一番ですが、もし利用を検討する場合は、よく話を聞き、必ず契約内容を細かく確かめてから契約するようにしてください。


<実績のある業者を選ぶ>
火災保険申請代行業務は、経験がものを言います。そのため、できるだけ実績のある業者を選ぶようにしましょう。実績の確認はスキル面でも大切ですが、悪徳業者ではないかどうかの確認としても重要なポイントとなります。


<訪問営業の業者は避ける>
国民生活センターに寄せられる火災保険申請代行業者に関する相談のうち、89割の販売方法は訪問営業であったと報告されています。
訪問営業を行っている火災保険申請代行業者は、避けた方が安心です。


<電話で複数の問い合わせをする>
最近のH Pはメールでの問い合わせが多いと思いますが、電話で複数の問い合わせをしてみましょう。メールの文面よりも、電話の方が相手の対応がわかりやすく、悪徳業者ではないかどうかの重要な判断材料となってくれます。


<相見積もりを取る>
リフォームや引っ越しの相見積もりを取るように、火災保険申請代行を利用するときも相見積もりをとってみましょう。相見積もりをとることによって、冷静に判断することもできます。
ただし、時間をかけすぎて修理が遅れたことにより、被害が広がってしまわないように注意してください。

 

【まとめ】

火災保険申請代行の手数料相場は、専門業者で3540%、リフォーム業者で0円~15%程度です。これらを一つの基準として、火災保険申請代行を行っている企業を探してみると良いでしょう。

ただし、今回ご紹介したように、手数料が安ければ良いわけではありません。リフォーム会社の場合であれば、実はリフォーム代金を上乗せされていることも多いです。しっかりとスキルや実績についても確認し、悪徳業者に騙されないように注意ポイントを意識して業者選びをすることをお勧めいたします。