自然災害調査士による建物損害調査 株式会社アイフラップ

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  • 被害対象かチェック!過去5年間に起きた自然災害とよくある被害事例をご紹介
  • 被害対象かチェック!過去5年間に起きた自然災害とよくある被害事例をご紹介

火災保険は火災の時だけではなく、地震や台風、豪雨などの自然災害で被害に遭った時にでも申請することができます。

壁を見たらヒビが入っている、雨どいが歪んでいる、屋根が浮いているそんな状態に気がついたら、実は自然災害の被害に遭っているかもしれません。もしくは、今もまだ気がついていない自然災害の被害が家に及んでいる可能性もあります。

今回は、過去5年間に起きた自然災害と、よくある被害事例をご紹介します。思い当たるところがないか、チェックしてみてください。

 

1. 過去5年に起きた自然災害一覧

過去5年間に起きた自然災害をご紹介します。被害エリアに該当する場合は、家屋や塀、車庫などになんらかの被害を受けているかもしれません。発生時期が近い災害からご紹介していきますので、該当の被害がないかチェックしてみてください。

 

1-1  20212 福島県沖地震
東北地方沖を震源とするM7.3の地震。震度6弱以上を観測。

<被害エリア>
主な被害:福島県、宮城県
一部被害:岩手県、山形県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県

 

1-2 20207月 20207月豪雨(九州・中部・東北地方など日本各地)
熊本県を中心とした九州地方や、中部、東海地方など日本各地で発生した集中豪雨

<被害エリア>
主な被害:熊本県
一部被害:鹿児島県、長崎県、佐賀県、福岡県、大分県、広島県、島根県、富山県、京都府、愛媛県、和歌山県、岐阜県、長野県、神奈川県、福島県、山形県、秋田県、

 

1-3 201910月 台風19号(令和元年東日本台風)
静岡県や関東地方、甲信越地方、東北地方などで甚大な被害をもたらした記録的な大雨が降った台風

<被害エリア>
主な被害:静岡県、神奈川県、東京都、埼玉県、群馬県、山梨県、長野県、茨城県、栃木県、新潟県、福島県、宮城県、岩手県
一部被害:青森県、千葉県、富山県、石川県、福井県、長野県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、鳥取県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、高知県、佐賀県、大分県

 

1-4 20199月 台風15号(令和元年房総半島台風)
関東上陸時点での勢力は過去最強クラスの台風。
日本政府は激甚災害に指定。

<被害エリア>
主な被害:茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、静岡県
一部被害:福島県、栃木県、山梨県

 

1-5 20198月 九州北部豪雨
長崎県から佐賀県、福岡県までの広い範囲で、線状降水帯により長時間にわたって発生した集中豪雨。令和元年房総半島台風(台風15号)とともに激甚災害に指定。

<被害エリア>
主な被害:長崎県、佐賀県、福岡県
一部被害:大分県

 

1-6 20189月 北海道胆振東部地震
M6.7の地震。厚真町で震度7、札幌市東区や新千歳空港などで6弱を観測。

<被害エリア>
主な被害:北海道

 

1-7 20188月 台風21 (平成30年台風第21)
2018828日に発生し、94日に日本に上陸した台風。
1993年以来25年ぶりに「非常に強い」勢力で日本に上陸。近畿地方を中心に甚大な被害。
日本損害保険協会の発表では、この台風による損害保険の支払額が1兆円を超えたとのこと。

<被害エリア>
主な被害:大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、和歌山県、奈良県
一部被害:北海道、青森県、東京都、長野県、愛知県、三重県、福井県、岡山県、徳島県、香川県

 

1-8 20187月 7月豪雨(西日本豪雨)
広島県、岡山県、愛媛県などに甚大な被害をもたらした豪雨災害。死者は200人越え。

<被害エリア>
主な被害:広島県、岡山県、愛媛県
一部被害:山口県、島根県、高知県、兵庫県、京都府、福岡県、佐賀県、宮崎県、鹿児島県、岐阜県、北海道

 

1-9 20186月 大阪北部地震(大阪地震)
大阪北部を震源とするM6.1の直下型地震。大阪北部で観測史上最大の震度6弱を観測。

<被害エリア>
主な被害:大阪府、京都府
一部被害: 兵庫県、奈良県、滋賀県、三重県、徳島県

 

1-10 20177月 7月九州北部豪雨
福岡県と大分県で発生した集中豪雨。死者行方不明者42人。

<被害エリア>
主な被害:福岡県、大分県

 

1-11 2016年 8月台風第711号及び前線による大雨・暴風
2016816日~831日に発生した台風及び北海道地方に停滞した前線による大雨・暴風。死者25名。

<被害エリア>
主な被害:北海道
一部被害:茨城県、千葉県、福島県

 

1-12 20164月 大分県中部地震
20164167:11に発生したM5.3の地震。平成28416日の熊本地震(本震)に誘発されて発生。 大分県由布市で最大震度5弱を観測。

<被害エリア>
主な被害:大分県

 

1-13 20164月 熊本地震
201641421:26に前震(M6.5)が発生し、最大震度7を益城町で観測。
416日に本震(M7.3)が発生し、熊本県益城町、西原村で最大震度7を観測。熊本県と大分県の広範囲で震度6強~6弱を観測。

<被害エリア>
主な被害:熊本県、大分県
一部被害:福岡県

 

2.火災保険申請期限は3年。でも特別措置の可能性あり!

火災保険申請期限は被害を受けてから3年以内ですが、被害を受けた災害によって特別措置が設けられている可能性があります。
加入している保険会社に問い合わせたり、H Pを確認したりしてみてください。
大手損害保険会社3社の特例措置に関連する案内ページは以下のリンクをご確認ください。

・東京海上日動
・損保ジャパン
・三井住友海上

3.地震、台風、豪雨に多い被害事例

地震、台風、豪雨に遭ってしまった場合に多い被害事例をご紹介します。当てはまる被害が無いか、ご自身でチェックしてみてください。

 

3-1 地震に多い被害事例

・外壁剥落、ヒビ
・瓦のズレ、落下
・ストレート屋根の損傷
・地震の揺れによる建物の傾き
・液状化現象による建物の傾き
・津波による浸水被害

 

3-2 台風に多い被害事例

・外壁のひび割れ(ものが当たるなどした場合)
・瓦屋根やストレート屋根の剥がれ、ずれ、浮き
・棟板金、クギの浮き
・雨樋の外れ、歪み、割れ
・漆喰の崩れ
・アンテナの歪み
・太陽光パネルの損傷
・サッシの損傷
・駐車場や塀の損傷
・ベランダの歪み

 

3-3 豪雨に多い被害事例

・雨樋の外れ、歪み、割れ
・床上浸水による畳や床の損傷
・床上浸水による壁紙の損傷
・土砂崩れによる外壁の損傷
・土砂崩れによる柱の傾き

豪雨でも台風のように強い風が伴う場合、以下のような被害が生じる可能性があります。
・外壁のひび割れ(ものが当たるなどした場合)
・瓦屋根やストレート屋根の剥がれ、ずれ、浮き
・棟板金、クギの浮き
・漆喰の崩れ
・アンテナの歪み
・太陽光パネルの損傷
・サッシの損傷
・駐車場や塀の損傷

 

4.まとめ

20218月にも記録的な大雨によって、福岡県・佐賀県を中心する九州、関東、中部、関西、中国地方にまで大きな被害が出ました。日本では、大きな被害につながる自然災害が増えている状況です。

こうした自然災害による被害は知らない間に発生していることも多く、個人で全て特定するのは難しいです。また、被災してから時間が経っていると、被害と災害の関連性を証明するのが難しい場合も多いです。そんな時は、経験のある火災保険代行業者に被害箇所特定の依頼をしましょう。小さな被害も見逃さずに、自然災害との関連性を調べた上で、火災保険を申請することができますよ。